お菓子教室目線で見た『レッドローズとカカオマスのカトルカール』

2026年10月17日 08:21
日本ハーブスイーツ協会のレッドローズとカカオマスのカトルカール

今日は教室のオーブンで、ミルしたドライレッドローズと、刻んだカカオマスを練り込み『レッドローズとカカオマスのカトルカール』を焼き上げました。

生徒さんを迎える前の静かな台所で、ケトルにお湯を補充しておく時間。
お気に入りのドライハーブの瓶を、トレイにいくつか並べる時間。
そんな何気ない準備のひとときが、私にとっても心がまあるくなる大切なプロローグになっています。

私の開いているお教室は、ほんの数人でテーブルを囲む、暮らしの延長線上にある小さな場所です。
「お菓子教室なんて初めてなんです」と、少し緊張気味にドアを開けてくださる30代から60代の生徒さんたち。
ここでは、きれいに美しく膨らませることよりも、まずはハーブの香りを一緒に感じて、ほっと息をつくことを一番大切にしています。
慌ただしい毎日から少しだけ離れて、誰かと一緒に台所に立つ穏やかさ。
教えるというよりは、心地よい時間を一緒に味わっていくような、そんな静かな空気感が流れています。

オーブンのタイマーが鳴って、扉をそっと開けた瞬間のこと。
焼き上がった『レッドローズとカカオマスのカトルカール』から、甘いカカオの深みと、華やかなローズの香りがふわっとお部屋いっぱいに広がりました。
「わあ、いい香りですね」
生徒さんと顔を見合わせて、思わず笑顔がこぼれるこの瞬間が、私はたまらなく好きです。
焼き上がったお菓子を、おしゃべりをしながら一緒に袋へ詰めていく時間。
お家に持ち帰って、お気に入りの温かいお茶を淹れて、ご家族や自分のために切り分ける景色を想像すると、胸の奥がじんわりと温かくなります。

最初から上手に作れなくても、全然大丈夫なんですよ。
お菓子作りに慣れていなくても、まずはオーブンから漂う香りをのんびり楽しむだけで、もう素敵なハーブスイーツの時間です。
自分のペースで、暮らしに寄り添うように少しずつ馴染んでいけたら、それだけで十分素晴らしいことだと思うのです。

帰り際に、ハーブの香りがほんのりと残る玄関。
「久しぶりに、自分のための贅沢な時間でした」と、少し軽やかになった後ろ姿を見送りながら、洗い物をはじめます。
こんな時間が、たまには暮らしの中にぽつんとあってもいいのかもしれませんね。

あなたの普段の日常に、穏やかなハーブの香りを。
日本ハーブスイーツ協会の『ハーブスイーツマイスター講座』にて、その入口を静かにご用意しています。

このハーブスイーツの『仕事としてのハーブスイーツ』についての過去記事はこちら。

https://www.herbsweets-japan.com/blog/180745/

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■まず最初に、全体像を静かに読み進めたい方はこちらをどうぞ▼

[https://www.herbsweets-japan.com/blog/173534/]

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