仕事としてのハーブスイーツ『レッドローズとカカオマスのカトルカール』

2026年10月05日 16:26
日本ハーブスイーツ協会のレッドローズとカカオマスのカトルカール

深く息を吸い込むと、ローズの魅惑的な香り。
ミルしたドライレッドローズと、刻んだカカオマスを練り込み『レッドローズとカカオマスのカトルカール』を焼き上げました。
愛おしい香りが、まだ台所にやさしく残っています。

最初は、お友達に渡していただけだったんです。
それがいつの間にか「またあの味が食べたいな」と言ってもらえるようになって、
お気に入りの包装紙を選ぶ時間が、
私の暮らしの中に少しずつ増えていきました。
仕事にするつもりなんて全然なかったのに、
不思議なものですね。

大きなお店を開くわけでも、毎日たくさんの数を売るわけでもありません。
自分の暮らしのペースを壊さないまま、
焼いたお菓子が、少しずつ外へ出ていく。
そんな「小さく続いていく働き方」が、
今の私にはとても心地よく感じられます。
売るというよりは、
大切なだれかへそっと手渡していくような、そんな感覚に近いのかもしれません。

オーブンから取り出したカトルカールは、
焼き上がりのやさしい佇まいを見せてくれています。
袋を開けた瞬間にふわりと広がるバラの余韻と、ときおり出会うほろ苦いカカオマス。
これを受け取ってくれた方は、どんなお気に入りの飲み物を合わせてくれるのかな、
なんて想像する時間も、静かな幸せだったりします。
そんな誰かのティータイムを想うひとときが、
慌ただしい日々のなかで、私の小さな灯りになってくれています。

最初から立派なプロのようにならなくていいと、私は思うのです。
家のおやつの延長のような、
自分が心地いいと思えるサイズ感で十分。
好きという気持ちを、
少しずつお客さんの暮らしに受け入れてもらえたら、
それだけで、もう素敵な営みですよね。

無理なく、
背伸びをせず。
そんな風に、自分の暮らしを大切にしながら育てる仕事の形も、
あってもいいのかもしれませんね。

あなたの普段の日常に、穏やかなハーブの香りを。
日本ハーブスイーツ協会の『ハーブスイーツマイスター講座』にて、その入口を静かにご用意しています。

このハーブスイーツの『趣味として楽しむハーブスイーツ』についての過去記事はこちら。

https://www.herbsweets-japan.com/blog/180547/

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■まず最初に、全体像を静かに読み進めたい方はこちらをどうぞ▼

[https://www.herbsweets-japan.com/blog/173534/]

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