
日本ハーブスイーツ協会について
日本ハーブスイーツ協会は、
ハーブの香りを、お菓子としておいしく楽しむ文化を育てていくための協会です。
私たちが大切にしているのは、
ハーブの存在を強く主張させることではありません。
まず、お菓子としておいしいこと。
その中に、ハーブの香りが自然になじみ、
食べ終わったあとに、ふっと心地よい余韻が残ること。
そんなハーブスイーツを目指しています。
ハーブには、それぞれ異なる香りがあります。
やわらかな香り。
爽やかな香り。
少し青みを感じる香り。
華やかな香り。
そして、同じハーブでも、
小麦粉やバター、チョコレート、果物、ナッツなど、
合わせる素材によって、その表情は大きく変わります。
日本ハーブスイーツ協会では、
単に決められたレシピを覚えるだけではなく、
「どのくらい香らせるのか」
「どんな素材と合わせるのか」
「どのようなお菓子に仕立てるのか」
を、自分で考えられる力を大切にしています。
そのために、
香りのバランス、
フレーバーペアリング、
レシピクリエーション。
この3つを、ハーブスイーツづくりの大切な柱として考えています。
協会でご紹介している32種類のハーブスイーツも、完成形ではありません。
それらは、ハーブとお菓子の組み合わせを知るための入口です。
そこから先に、
その人らしい組み合わせや、
その土地らしい素材、
その季節ならではのお菓子が生まれていくこと。
私たちは、その広がりを大切にしています。
ハーブスイーツは、特別な人だけのものではありません。
家庭で楽しむ一つのお菓子として。
料理教室やお菓子教室の新しいメニューとして。
カフェや菓子店の季節商品として。
そして、自分自身の表現の一つとして。
暮らしや仕事の中へ、それぞれの形で取り入れていただけます。
そのため日本ハーブスイーツ協会では、
初心者の方がご自宅で楽しめる学びから、
ハーブの香りを体系的に学び、
自分でレシピを考え、活動や仕事へ生かしていくための講座までご用意しています。
また、講座だけでなく、
このホームページに多くの記事を残しているのも、
ハーブスイーツという文化そのものを、少しずつ育てていきたいと考えているからです。
資格を取得される方だけでなく、
記事を読んでくださる方、
一度ハーブのお菓子を作ってみる方、
誰かにそのおいしさを伝えてくださる方。
その一つひとつが、
ハーブスイーツという文化の広がりにつながっていくと考えています。
まだ、ハーブスイーツという言葉は、
誰もが知っているものではありません。
だからこそ、急がず、丁寧に。
お菓子としてのおいしさを大切にしながら、
植物の香りを楽しむという新しい選択肢を、
日々の暮らしの中へ少しずつ届けていきたいと思っています。
作る人にも、食べる人にも、
無理なく自然に続いていくこと。
そして、各地でそれぞれのハーブスイーツが生まれていくこと。
それが、日本ハーブスイーツ協会の願いです。
日本ハーブスイーツ協会
白水 亜樹