お菓子教室目線で見た『フレッシュレモンタイムの手ごねスコーン』

2026年10月17日 01:18
日本ハーブスイーツ協会のレモンタイムの手ごねスコーン

摘みたてのフレッシュレモンタイムの葉を刻んで練り込み、
『フレッシュレモンタイムの手ごねスコーン』を焼き上げました。

生徒さんを迎える前の静かな台所で、
お気に入りのレシピ用紙をそっと揃えます。
それから、教室の終わりにみんなで飲むハーブティーを選ぶ時間。
「今日はどの香りが心地よく響くかな」と、
そんなことを考える時間がとても好きです。

私の主宰するお菓子教室は、
暮らしの延長線上にあるような、ほんの小さな場所。
何人も並んで一斉に作るような賑やかさはないけれど、
少人数だからこそ、
お互いの手の温もりが伝わるような落ち着いた空気が流れています。
立派な技術を教えるというよりは、
ハーブの香りを一緒に囲む安心感を、
ただ静かに分かち合いたいなと思っているんですよね。

今日も、オーブンを一緒に覗き込む瞬間が訪れました。
扉を開けた途端、
熱い空気と一緒に、レモンタイムの爽やかで甘い香りが、
ふわあっと台所いっぱいに広がります。
「わあ、いい香り!」
生徒さんの顔が、パッと明るくなるこの瞬間がたまりません。
上手に形を作ることよりも、
この香りを一緒に感じて、
「おいしそう」と笑い合えることの方が、ずっと大切な気がします。

「お菓子教室なんて初めてで、ドキドキしていました」
そう話していた生徒さんも、
焼き上がったスコーンを一緒に袋へ入れる頃には、
とても柔らかな表情になられていて。
持ち帰ったスコーンをお家でどんな風に味わうのかな、
お気に入りの紅茶を淹れてくれるのかな、と、
そんな余韻を想像するだけで、私の胸の奥もじんわりと温かくなります。

最初から完璧に作れなくて、全然大丈夫。
まずは「いい香りだな」と五感で楽しむだけでも、
それはもう、立派なお菓子作りの始まりです。
忙しい毎日の中で、自分のためだけに流れる時間を少しだけ作ってみる。
「こんな時間が、私の暮らしにあってもいいのかもしれない」
そんな風に、ご自身のペースで
少しずつ馴染ませていけたら素敵ですよね。

テーブルに残った小さなハーブの葉をそっと片付けながら、
今日も穏やかな時間を一緒に過ごせたことに、
静かな感謝を覚えています。

あなたの普段の日常に、穏やかなハーブの香りを。
日本ハーブスイーツ協会の『ハーブスイーツマイスター講座』にて、その入口を静かにご用意しています。

このハーブスイーツの『仕事としてのハーブスイーツ』についての過去記事はこちら。

https://www.herbsweets-japan.com/blog/180743/

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■まず最初に、全体像を静かに読み進めたい方はこちらをどうぞ▼

[https://www.herbsweets-japan.com/blog/173534/]

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