お菓子教室目線で見た『カモミールとイチゴジャムのスコーン』

2026年10月16日 05:16
日本ハーブスイーツ協会のカモミールとイチゴジャムのスコーン

ミルしたドライカモミールと、自家製イチゴジャムを練り込んだ『カモミールとイチゴジャムのスコーン』を焼き上げました。

ケトルにお湯を補充しておく時間。
お家を整えて、ドライハーブの瓶を机に並べる時間。
そんな生徒さんを迎える前の静かな台所で、今日も小さなレッスンが始まります。

大人数の華やかなお菓子教室ではなくて、お互いの息遣いが聞こえるくらいの、少人数でのプライベートな時間。
ここでは、「上手に形を作ること」よりも、ただ同じテーブルを囲んでハーブの香りに「いい匂いですね」と微笑み合う、そんな穏やかさを何より大切にしています。
慌ただしい毎日の中で、ここに来た時だけは、ふうっと深く息をついていただけたら嬉しいな、なんて思いながらいつも準備をしているんです。

今日焼いたスコーンは、オーブンに入れている間から、部屋中にやさしい甘さが広がり始めます。
焼き上がりを一緒に覗き込む瞬間は、いつだってワクワクするもの。
扉を開けた途端、カモミールの青実を帯びたお花の香りと、自家製イチゴジャムの甘酸っぱい湯気が、ふわっとふたりを包み込んでくれました。

「お菓子作りなんて、本当に久しぶりで」と少し緊張されていた生徒さんも、その香りを嗅いだ瞬間に、すうっと肩の力が抜けたような表情を見せてくださって。
焼き上がったスコーンを一緒に袋へ入れながら、「お家でどんなお茶と合わせようかな」と楽しそうに話すお姿に、私も心がじんわりと温かくなりました。
お菓子教室が初めてだって、最初からきれいに膨らまなくたって、全然大丈夫。
まずは、この香りに包まれる心地よさを、自分のペースで楽しむだけで十分なんですよね。

生徒さんが帰られたあとの玄関には、ほんのりと甘いハーブの香りが残っています。
洗い物をしながら、今日の穏やかなおしゃべりを思い返すこの時間が、私はとても好きです。
上手に焼くことよりも、暮らしの延長線上にある、こんな小さくてやさしい時間が、誰かの毎日に静かに馴染んでいったらいいなと感じています。

あなたの普段の日常に、穏やかなハーブの香りを。
日本ハーブスイーツ協会の『ハーブスイーツマイスター講座』にて、その入口を静かにご用意しています。

このハーブスイーツの『仕事としてのハーブスイーツ』についての過去記事はこちら。

https://www.herbsweets-japan.com/blog/180741/

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■まず最初に、全体像を静かに読み進めたい方はこちらをどうぞ▼

[https://www.herbsweets-japan.com/blog/173534/]

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