お菓子教室目線で見た『ワイルドストロベリーとカスタードのマフィン』

2026年10月12日 02:59
日本ハーブスイーツ協会のワイルドストロベリーとカスタードのマフィン

テーブルをきれいに拭き上げて、
お気に入りのドライハーブの瓶をトレイに並べる。
そんな静かな台所の朝から、
私の小さなお菓子教室は始まります。

「お菓子教室なんて初めてで、
ドキドキしちゃって」と、
少し緊張した面持ちで玄関をくぐられた生徒さん。
でも、
エプロンの紐をきゅっと結んで、
一緒に素材に触れているうちに、
いつの間にかお互いの肩の力が抜けていくのがわかります。

今日は、
摘みたてのフレッシュワイルドストロベリーを惜しみなく練り込み、
中には自家製カスタードをしのばせた、
『ワイルドストロベリーとカスタードのマフィン』を焼き上げました。

大人数の華やかなお教室ではないからこそ、
ここでは「上手に作ること」よりも、
同じ台所時間を一緒に囲む心地よさを、
何より大切にしたいなと思っています。
慌ただしい毎日の中で、
自分のためだけに流れる静かな時間。
計量を間違えたって、
形が少し歪になったって、
それはそれで愛嬌があって可愛いものなんですよね。

オーブンの前でしゃがみ込んで、
「ふくらんできましたね」
「あ、いい香りがしてきた」
なんて言いながら、
焼き上がりを一緒に覗き込む瞬間が、
私はたまらなく好きです。
扉を開けた瞬間に広がる、
甘いカスタードと甘酸っぱいベリーの混ざり合った、
どこか懐かしい香り。

「家でも焼けるかしら」と、
ノートを熱心に取られていた生徒さんも、
焼き立てをひとつ袋に詰める頃には、
すっかり柔らかい笑顔になっていました。
お家に持ち帰って、
お気に入りの紅茶を淹れて、
ご家族やご自身とどんな風に味わうのだろう。
そんなお散歩の途中のような、
飾らないお喋りとハーブの香りが、
暮らしの中に少しずつ馴染んでいってくれたら嬉しいです。

最初から完璧を目指さなくても、
まずは「この香りが好きだな」って感じるだけで、
もう十分素敵なことだと思うのです。
そんな風に、
誰かと穏やかな時間を分かち合える場所が、
ここにあってもいいのかなと感じています。

あなたの普段の日常に、
穏やかなハーブの香りを。
日本ハーブスイーツ協会の『ハーブスイーツマイスター講座』にて、
その入口を静かにご用意しています。

このハーブスイーツの『仕事としてのハーブスイーツ』についての過去記事はこちら。

https://www.herbsweets-japan.com/blog/180641/

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[https://www.herbsweets-japan.com/blog/173534/]

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