お菓子教室目線で見た『カモミールとハチミツの焼きドーナツ』

2026年10月09日 03:44
日本ハーブスイーツ協会のカモミールとハチミツの焼きドーナツ

ケトルにお湯が沸く、コポコポという静かな音。

ハーブ缶の蓋を開けたときに広がる、どこか懐かしい香り。

そんな小さな音と香りに包まれながら、今朝は『カモミールとハチミツの焼きドーナツ』を焼き上げました。

自宅の台所のテーブルに、生徒さんとふたり。
大人数のきらびやかなお教室ではなく、2人か3人でいっぱいに成るような小さな空間です。
お菓子作りが久しぶりだったり、「実は初めてなんです」と少し緊張した面持ちで扉を開けてくださる方もいらっしゃいます。

でも、エプロンを結んで、一緒に粉をふるっているうちに、いつの間にか肩の力が抜けていくのがわかります。
綺麗に、完璧に作ることだけが目的ではないんですよね。

「うまく膨らむかしら」

そんな風にのぞき込んだオーブンのガラス窓の向こうで、ドーナツがぷっくりと膨らんでいく。
その時間を「かわいいですね」と笑い合えること。
そのこと自体が、とても愛おしい時間に感じられます。

焼き上がった『カモミールとハチミツの焼きドーナツ』からは、甘いハチミツの香りと、カモミールのりんごに似たやさしい香りがふんわりと立ち上ります。
ミルしたハーブが生地に優しく馴染んで、焼き色もどこか素朴で、見ているだけでほっとします。

「これなら、お家でも焼けるかもしれない」

生徒さんがそう言って、焼き上がったドーナツをそっと袋に詰める手元を見つめながら、私もなんだか嬉しくなってしまいました。
最初から上手にできなくても、形が少し不揃いでも、それはそれで愛嬌があって美味しいものです。
まずは、オーブンから広がる香りを胸いっぱいに吸い込んで、自分のために温かいお茶を淹れる。

そんな風に、暮らしの中にほんの少しだけ、自分のための穏やかな時間を置いてあげるだけでも、十分なのかもしれません。
テーブルに残った小さなハーブの葉を片付けながら、そんなことをふっと思い返しています。


あなたの普段の日常に、穏やかなハーブの香りを。
日本ハーブスイーツ協会の『ハーブスイーツマイスター講座』にて、その入口を静かにご用意しています。

このハーブスイーツの『仕事としてのハーブスイーツ』についての過去記事はこちら。

https://www.herbsweets-japan.com/blog/180631/


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https://www.herbsweets-japan.com/blog/173534/

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