朝の静かな光の中で、レモンバームとカカオマスのスコーンを焼き上げました。
オーブンが温まるのを待ちながら、お気に入りの包装紙を一枚ずつ、丁寧に選ぶ時間がとても好きです。
最初はただ、友達に渡していただけだったんですよね。
それが気づけば、「またあのスコーンを焼いてほしい」と言ってもらえるようになって、少しずつ、自分の台所の外へとお菓子が広がっていきました。
プロのお店のように、洗練された立派な佇まいではないかもしれません。
それでも、暮らしの延長にあるこの小さな営みが、私にはちょうどいい心地よさなんです。
作る量を無理に増やしたり、大きなお店を目指したりしなくても、自分の手の届く範囲で小さく続けていく働き方。
売るというよりも、大切に育てたハーブの香りを、そっと手渡していくような感覚に近い気がします。
焼き上がったスコーンからは、摘みたてのレモンバームがふわりと爽やかに香り、刻んだカカオマスのほろ苦さと優しく調和しています。
袋を開けた瞬間に広がるこの香りの余韻を、どこかの誰かがティータイムに楽しんでくれている。
そう想像するだけで、慌ただしい日々のなかに、ぽっと小さな灯りがともるように心が温かくなります。
お気に入りの紅茶を淹れて、このお菓子を囲む穏やかな時間が、誰かの暮らしに優しく馴染んでくれたら嬉しいなと思うのです。
最初から完璧なものを目指さなくても、自分のペースで、できる分だけ。
大好きな香りを誰かと分かち合う喜びから、少しずつ始めてみるのもいいのかもしれませんね。
あなたの普段の日常に、穏やかなハーブの香りを。
日本ハーブスイーツ協会の『ハーブスイーツマイスター講座』にて、その入口を静かにご用意しています。
このレモンバームとカカオマスのスコーンの『趣味として楽しむハーブスイーツ』についての過去記事はこちら。
https://www.herbsweets-japan.com/blog/180544/
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■まず最初に、全体像を静かに読み進めたい方はこちらをどうぞ▼
[https://www.herbsweets-japan.com/blog/173534/]