仕事としてのハーブスイーツ『カモミールとラベンダーのクッキー』

2026年10月01日 18:54
日本ハーブスイーツ協会のカモミールとラベンダーのクッキー

ミルしたドライカモミールと、ミルしたドライラベンダーを丁寧に練り込んで、『カモミールとラベンダーのクッキー』を焼き上げました。

オーブンから漂う甘くやさしい香りに包まれながら、お気に入りの包装紙を1枚ずつ選んでいる時間は、なんだかとても愛おしいものです。
最初は、お友達に「いつもありがとう」の気持ちを込めて渡していただけだったんですよね。
それが気づけば、「またあのクッキー、焼いてほしいな」って言われるようになって。
自分の台所から始まった小さなおやつの時間が、少しずつ、外の世界へ溶け出していくような。
そんな不思議な感覚を、今でも時々思い出したりします。

プロのお店のように、何百個もきれいに並ぶ立派なお菓子じゃないかもしれません。
でも、暮らしのちょうどいい隙間で、無理なく続けられるこの形が、私にはとても心地よかったみたいです。

仕事、と大きく名前をつけてしまうと、少し肩に力が入ってしまいますよね。
けれど、今の私にとってのそれは、売上をどんどん伸ばすことではなくて、好きな香りを誰かとそっと分かち合うような、そんな静かな営みだったりします。
慌ただしく過ぎていく日々の中で、自分の手元から生まれたものが、誰かの元へ届いていく。
お菓子を手渡したときに見せてくれる、相手のほっとした笑顔。
それだけで、胸の奥がじんわりと温かくなります。

今回のカモミールとラベンダーのクッキーは、焼き上がりの素朴な表情がとても愛らしくて。
袋をそっと開けた瞬間に、ハーブの香りがふわりと、静かに広がります。
受け取ってくれた方が、お気に入りの紅茶を淹れて、一息つく姿を想像するだけで、なんだか私まで嬉しくなってしまうんですよね。
また、あの人のために焼こうかな。
そんなふうに、暮らしの中にぽっと小さな灯りがともるような、やさしい循環がここにあります。

最初から完璧を目指さなくても、全然大丈夫。
自分の大切な暮らしを壊さないペースで、少しずつ、お客さんの毎日に受け入れてもらえたら、それで十分素敵だと思うのです。
好き、という気持ちを真ん中に置いて、小さく始めてみる働き方も、なんだかいいものですよね。

自分の手の届く範囲で、静かに続いていくお仕事。
そんな心地よさが、これからの日々にそっと馴染んでいくのも、いいのかもしれません。

あなたの普段の日常に、穏やかなハーブの香りを。
日本ハーブスイーツ協会の『ハーブスイーツマイスター講座』にて、その入口を静かにご用意しています。

このカモミールとラベンダーのクッキーの『趣味として楽しむハーブスイーツ』についての過去記事はこちら。

https://www.herbsweets-japan.com/blog/180537/

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■まず最初に、全体像を静かに読み進めたい方はこちらをどうぞ▼

[https://www.herbsweets-japan.com/blog/173534/]

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