仕事としてのハーブスイーツ『カモミールとオレンジジャムのマフィン』

2026年09月27日 16:12
日本ハーブスイーツ協会のカモミールとオレンジジャムのマフィン

ミルしたドライジャーマンカモミールと自家製オレンジジャムを練り込み、
『カモミールとオレンジジャムのマフィン』を焼き上げました。
オーブンからふんわりと漂う甘い香りに包まれながら、
お気に入りの包装紙を1枚ずつ選ぶ時間。
そして、
焼き上がったお菓子を冷ますためにそっと並べる時間。
そんな小さな台所から始まる仕事の景色が、
私はとても愛おしいなと感じます。

最初は本当に、
お友達に「よかったら食べてね」と渡していただけだったんです。
プロのお店のように立派なわけでもないし、
まさか自分がマルシェのブースに並べる日が来るなんて、
夢にも思っていませんでした。
でも、
「美味しかったから、また焼いてほしいな」
と言ってもらえるようになって、
少しずつ、
この子が外の世界へ出ていってくれたんですよね。

大きくお店を構えるわけではなく、
自分の暮らしを壊さないくらいの、
本当に小さな営み。
慌ただしい毎日の中で、
「あ、私にはこの時間があるんだ」
と思えることが、
いつの間にか心の小さな灯りになっていたりします。
たくさん売ることよりも、
自分の好きな香りを、
目の前の誰かへそっと手渡していくような感覚。
そんな働き方が、
なんだか心地よくて。

今回のマフィンも、
カモミールのどこか青っぽくやさしい香りと、
オレンジの甘酸っぱさが重なって、
オーブンを開けた瞬間に、
じわっと幸せな気持ちになりました。
これを手にしてくださった方が、
お家でどんなお茶と合わせるのかな、
どんな風に袋を開けてくれるのかな、
そんな風に想像するだけで、
胸の奥がじんわりと温かくなります。
美味しいと言ってもらえる嬉しさはもちろんなのですが、
誰かの静かなティータイムに混ぜてもらうような、
そんな愛着が湧いてくるのです。

最初から完璧なものを作ろうとしなくても、
全然大丈夫なんですよね。
まずは自分のペースで、
暮らしの延長線上で、
少しずつお客さんの毎日に受け入れてもらえたら。
それだけで、
十分素敵な「お仕事」なのだと思います。

自分の「好き」を、
ほんの少しだけ誰かと分かち合う。
そんな静かな始まりが、
あってもいいのかもしれませんね。

あなたの普段の日常に、穏やかなハーブの香りを。
日本ハーブスイーツ協会の『ハーブスイーツマイスター講座』にて、その入口を静かにご用意しています。

このカモミールとオレンジジャムのマフィンの『趣味として楽しむハーブスイーツ』についての過去記事はこちら。

https://www.herbsweets-japan.com/blog/180529/

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■まず最初に、全体像を静かに読み進めたい方はこちらをどうぞ▼

[https://www.herbsweets-japan.com/blog/173534/]

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