仕事としてのハーブスイーツ『スペアミントのマフィン』

2026年09月27日 14:10
日本ハーブスイーツ協会のスペアミントのマフィン

摘みたてのフレッシュスペアミントの葉を刻んで練り込み、
『スペアミントのマフィン』を焼き上げました。
オーブンをのぞき込みながら、
お気に入りの包装紙を一枚ずつ選ぶ時間。
「最初は、友達を喜ばせたかっただけだったんです」
そんな風に、
小さなおやつとして焼いていたものが、
気づけば少しずつ外へ広がっていく感覚。
パティシエのお店みたいに立派にはできないけれど、
私の小さな台所から始まる仕事の景色が、
そこには静かに広がっています。

お店を大きくしようとか、
たくさん売ろうとか、
そんな大それたことは考えていなくて。
ただ、
自分の暮らしを壊さないくらいの、
心地よいペースで手渡していく。
そんな働き方が、
なんだかとても愛おしく感じられるのです。
慌ただしく過ぎていく日々の中で、
自分が焼いたお菓子が誰かの手に渡り、
小さな灯りのようにお部屋を照らす。
売るというよりも、
「どうぞ」とそっと差し出すような、
そんな優しい循環がここにあります。

焼き上がったスペアミントのマフィンからは、
すうっとした爽やかな香りが、
あたたかな湯気と一緒に優しく立ち上ります。
一口かじると、
お口の中に広がるハーブのみずみずしい余韻。
受け取ってくださった方が、
お気に入りの紅茶を淹れて、
ほっと一息つくティータイムを想像します。
派手さはないけれど、
誰かの日常にそっと寄り添うような、
そんな静かな営みとしての愛着が、
このマフィンには詰まっているんですよね。

最初から立派な看板を掲げなくても、
自分の「好き」を少しずつ、
できる範囲で誰かと分かち合っていけたら、
それだけで十分。
自分の暮らしを一番に大切にしながら、
お菓子の香りにのせて、
ゆっくりとお客さんの暮らしに受け入れてもらう。
そんな風に、
無理なく始めてみるのもいいのかもしれません。

きれいに整ったビジネスではなくて、
毎日の生活の延長線上に、
ぽつんと灯る小さなお仕事。
そんな温かい選択肢があってもいいのかな、
なんて、
焼き上がったマフィンを並べながら思っています。

あなたの普段の日常に、穏やかなハーブの香りを。
日本ハーブスイーツ協会の『ハーブスイーツマイスター講座』にて、その入口を静かにご用意しています。

このスペアミントのマフィンの『趣味として楽しむハーブスイーツ』についての過去記事はこちら。

https://www.herbsweets-japan.com/blog/180526/

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■まず最初に、全体像を静かに読み進めたい方はこちらをどうぞ▼

[https://www.herbsweets-japan.com/blog/173534/]

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