仕事としてのハーブスイーツ『レモングラスの手ごねスコーン』

2026年09月27日 09:08
日本ハーブスイーツ協会のレモングラスの手ごねスコーン

ミルしたドライレモングラスを練り込み、
『レモングラスの手ごねスコーン』を焼き上げました。

オーブンから漂う、
どこかレモンに似た、
すうっとした爽やかな香りに包まれるこの時間。
「最初は、友達に渡していただけだったんです」
そんな風におっしゃる生徒さんも、
実は少なくありません。
自分や家族のおやつとして焼いていたものが、
小さな台所から少しずつ、
外の世界へ広がっていく。
「仕事にするつもりはなかったんですけどね」
と笑うその表情は、
とても穏やかで、
どこか誇らしげでもあります。

立派なお店を構えたり、
毎日たくさんの売上を追いかけたり。
そういう大きな話ではなくて、
自分の暮らしを壊さないまま、
小さく続いていく働き方。
マルシェの小さなブースに、
自分で袋詰めしたお菓子をそっと並べる。
手から手へ、
「売る」というよりは「手渡していく」ような感覚。
そこには、
お金だけでは測れない、
「好きなものを誰かと分かち合う喜び」がじんわりと灯っています。

今回焼いたレモングラスの手ごねスコーンも、
そんな静かな営みに、
とてもよく似合うお菓子です。
ザクッとした素朴な生地を割ると、
中から立ちのぼるハーブの清々しい余韻。
受け取った方がお家でお湯を沸かし、
お気に入りの紅茶を淹れて、
ほっと一息つく。
そんなささやかなティータイムの景色を想像しながら、
粉をこねる時間は、
慌ただしい日々のなかで、
自分自身の心を小さく照らす灯りにもなってくれます。

最初からパティシエのように完璧でなくて、
もちろん大丈夫なんですよね。
「これ、美味しいからまた作って」
そんな身近な声に耳を傾けながら、
自分のペースで、
少しずつお客さんの暮らしに受け入れてもらえたら。
そんな風に、
好きを仕事にしてみる道も、
あっていいのだと思います。

無理のない、
あなただけのちょうどいい形。
そんな小さな営みが、
暮らしの延長線上にそっと馴染んでいくのも、
なんだか素敵なことのように感じます。

あなたの普段の日常に、穏やかなハーブの香りを。
日本ハーブスイーツ協会の『ハーブスイーツマイスター講座』にて、その入口を静かにご用意しています。

このレモングラスの手ごねスコーンの『趣味として楽しむハーブスイーツ』についての過去記事はこちら。

https://www.herbsweets-japan.com/blog/180525/

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■まず最初に、全体像を静かに読み進めたい方はこちらをどうぞ▼

[https://www.herbsweets-japan.com/blog/173534/]

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