エルダーフラワーのチョコチャンククッキーを焼き上げました。
お湯を沸かしながら、
次に焼くお菓子を考える時間が好きです。
「最初は、友達に渡していただけだったんです」
という、あの頃の静かな気持ち。
自分のおやつとして気ままに焼いていたものが、
小さな変化を重ねて、
少しずつ外へ出ていったんですよね。
パティシエのお店みたいに立派にはできないけれど、
無理なく続けられる今の形が、
私にはちょうどよかったみたいです。
大きな看板を掲げるわけではなく、
暮らしの真ん中に、
ぽっと小さな灯りをともすような働き方。
慌ただしい日々の中でも、
袋を折りながら焼き上がりを待つ時間は、
私自身をじんわりと満たしてくれます。
売るというよりも、
「どうぞ」と手渡していく感覚。
そのささやかなやり取りが、
心地よくて。
オーブンを開けると、
ミルしたドライエルダーフラワーの甘く、
どこか懐かしい香りが台所に広がります。
ざっくりと刻んだホワイトチョコがとろけて、
焼き上がりはとてもやさしい表情。
このお菓子が、
どこか遠くの誰かのティータイムへ届いていく。
お気に入りのカップに紅茶を注いで、
一息つくその時間に、
そっと寄り添えたら嬉しいなと思うのです。
「また食べたいです」
と言われた時の、
あの胸の奥がじんわりと温かくなる感覚が、
また次を焼きたくなる小さな原動力になっています。
最初から、
完璧に整ったお店を目指さなくてもいいんですよね。
自分の暮らしをいちばん大切にしながら、
できる範囲で、
少しずつ馴染んでいけばいい。
好きなハーブの香りを、
同じように「心地いいな」と感じてくれる誰かと分かち合う。
そんな、
小さく続いていく営みがあってもいいのかもしれません。
あなたの普段の日常に、穏やかなハーブの香りを。
日本ハーブスイーツ協会の『ハーブスイーツマイスター講座』にて、その入口を静かにご用意しています。
このエルダーフラワーのチョコチャンククッキーの『趣味として楽しむハーブスイーツ』についての過去記事はこちら。
https://www.herbsweets-japan.com/blog/180524/
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■まず最初に、全体像を静かに読み進めたい方はこちらをどうぞ▼
[https://www.herbsweets-japan.com/blog/173534/]