仕事としてのハーブスイーツ『カレンデュラのマフィン』

2026年09月26日 08:01
日本ハーブスイーツ協会のカレンデュラのマフィン

ミルしたドライカレンデュラを練り込み『カレンデュラのマフィン』を焼き上げました。

オーブンからふんわりと漂う甘い香りに包まれながら、
お気に入りの包装紙を一枚ずつ、
そっと選ぶ時間が好きです。
「仕事にするつもりはなかったんですけどね」
とおっしゃる生徒さんの言葉を、
ハーブの香りが残る台所で、
ふと思い出していました。
自分で楽しむおやつだったものが、
ほんの少しずつ、
外へと広がっていく。
そんな小さな始まりの景色が、
私はとても愛おしいなと感じます。

教室に来られる方の中には、
「大ごとにはしたくないけれど、自分のペースで何か始めてみたい」
とお話しされる方もいらっしゃいます。
お店を大きく構えたり、
毎日たくさん売ったりしなくてもいい。
暮らしのなかの、
心地よいリズムを壊さないままで。
誰かのお茶の時間を想像しながら、
売るというよりは、
「手渡していく」ような感覚。
慌ただしい日々を過ごす誰かにとっての、
小さな灯りになるような、
そんな働き方だってあるのだと思います。

カレンデュラを細かくミルして焼き上げたこのマフィンは、
どこか素朴で、
見ているだけでも心がほっとほどけるような、
やさしい黄金色をしています。
袋を開けた瞬間に、
おひさまのようなハーブの余韻が静かに広がって。
「今日もお疲れさま」
と、大切な人にそっと差し出したくなる。
そんなお菓子が暮らしに馴染んでいくにつれて、
自分の内側にも、
じんわりと温かい“仕事の灯り”が灯っていくのかもしれません。

最初からすべてを立派に整えようとしなくて大丈夫です。
小さな台所で、
まずは自分が好きな香りを、
少しずつ誰かと分かち合うこと。
自分の心地よさを大切にしながら、
その時々で、
お菓子の並ぶ箱が少しずつ変わっていく。
それくらいのやわらかさで、
十分なんだと思います。

お湯を沸かしながら、
次はどんなお菓子を焼こうかな、
と考えている時間。
そんな毎日の延長線上に、
気づけば自分らしい営みが、
そっと寄り添っている。
そんな、静かで小さなお仕事の形も、
なんだか素敵ですよね。

あなたの普段の日常に、穏やかなハーブの香りを。
日本ハーブスイーツ協会の『ハーブスイーツマイスター講座』にて、その入口を静かにご用意しています。

このカレンデュラのマフィンの『趣味として楽しむハーブスイーツ』についての過去記事はこちら。

https://www.herbsweets-japan.com/blog/180521/

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■まず最初に、全体像を静かに読み進めたい方はこちらをどうぞ▼

[https://www.herbsweets-japan.com/blog/173534/]

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