香りというものは、不思議です。
同じ景色を見ても、
同じ音を聞いても、
そこまで気持ちが動かなかったのに、
ふと漂ってきた香りで、一瞬にして記憶がよみがえることがあります。
昔飲んだハーブティーの香り。
焼き菓子が焼ける台所の匂い。
誰かが淹れてくれた温かいお茶。
香りには、言葉よりも先に心へ届くようなところがあるのかもしれません。
私たちがハーブスイーツを作り続ける中でも、いつも感じるのは、その「香り」の力です。
オーブンの中から漂ってくる、植物のやさしい空気。
カモミールの甘いリンゴのような香り。
ミントの清々しい爽やかさ。
ラベンダーの静かな落ち着き。
同じ焼き菓子でも、ハーブが加わるだけで、どこか空気感まで変わるように感じることがあります。
もちろん、香りは目に見えません。
形があるわけでもありませんし、長く残るものでもありません。
けれど、だからこそ、不思議と人の記憶や感情に深く寄り添うのかもしれませんね。
忙しい日が続いている時。
気持ちが張っている時。
そんな時でも、ふわっと香る焼き菓子の匂いに、少し肩の力が抜けることがあります。
「いい香りだな」
たったそれだけで、呼吸が少し深くなることもあるのです。
ハーブスイーツは、特別な効能を求めるものではありません。
けれど、植物の香りに触れながら過ごす時間には、どこか人を穏やかにしてくれる力があるように感じています。
実際に受講生さんからも、
「焼いている時間に癒やされました」
というお声をいただくことがあります。
それは、お菓子が完成した瞬間というより、
香りが漂い始める時間そのもの
が、心地よかったのかもしれません。
お菓子作りというと、どうしても「味」や「見た目」に意識が向きやすいですが、
ハーブスイーツは、そこに「香り」というもうひとつの楽しみがあります。
そしてその香りは、案外、静かに暮らしへ馴染んでいきます。
朝、お湯を沸かす時間。
午後のお茶の時間。
夜、ひと息つく時間。
そんな何気ない日常の中で、
ふわっと香る植物の空気に、少し気持ちをほどいてもらう。
ハーブスイーツには、そんな穏やかな魅力があるのかもしれませんね。
香りは、目には見えません。
けれど、だからこそ、
人の心へ静かに残っていくものなのだと思います☘️
あなたの普段の日常に、穏やかなハーブの香りと学びを。
日本ハーブスイーツ協会の『ハーブスイーツマイスター講座』にて、その入口をご用意しています。
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■まず最初に、全体像を静かに読みすすめたい方はこちらをどうぞ▼
https://www.herbsweets-japan.com/blog/173534/
日本ハーブスイーツ協会
やさしく学ぶハーブスイーツの小さなお便りを、
7日間にわたってお届けしています。
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https://m1-v3.mgzn.jp/sys/doubleOptReg.php?cid=G6032222