「今日はこれを焼こうかな」と思い立ち、
少し気分を変えたくて『カレンデュラのマフィン』を作りました。
冷蔵庫からバターを取り出して、
トントンとボウルの中で混ぜていく。
そんな何気ない手仕事をしていると、
慌ただしかった頭の中が、
だんだんと静かに整っていくような気がします。
お菓子作りと聞くと、
お店のようにおめかししたものを想像してしまいますが、
おうちのおやつならもっと気楽でいいんですよね。
膨らみ方がちょっといびつだったり、
焼き色がひとつずつ違ったり。
少し不揃いなお菓子を並べてみると、
なんだか愛着がわいてきて微笑ましくなります。
気負わずに「これくらいで大丈夫」と思えることが、
無理なく続けていける一番のコツかもしれません。
今回は、
鮮やかな黄色が美しいドライカレンデュラを細かくミルして、
生地にそっと混ぜ込んでみました。
オーブンの扉を開けた瞬間に広がる、
焼き菓子の香ばしさと、
カレンデュラが持つどこか素朴で、
ほのかに甘いお日様のような香り。
袋にきっちり詰めたりせずに、
そのままお皿へ置いておくと、
キッチンからリビングへと優しい香りの余韻が漂います。
特別な記念日ではなく、
なんでもない普通の日のおやつ時間。
だからこそ、
最初からきれいに型通りに作ろうとしなくていいんです。
自分の暮らしのリズムを大切にしながら、
気が向いたときに、
ただ一度焼いてみる。
その小さなステップだけで、
日常に心地よい風がふわりと吹き込んできます。
焼き上がったマフィンをテーブルに置いておくと、
家族が自然と手を伸ばしてつまんでいく。
そんな光景を見ているだけで、
なんだか嬉しくて、
心に小さな灯りがともるようです。
ハーブティーを飲みながら、
お皿の上の焼き上がりをのんびり眺めています。
あなたの普段の日常に、穏やかなハーブの香りを。
日本ハーブスイーツ協会の『ハーブスイーツマイスター講座』にて、その入口を静かにご用意しています。
このハーブスイーツの『朝昼晩のハーブスイーツ』についての過去記事はこちら。
https://www.herbsweets-japan.com/blog/174223/
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