カレンデュラのマフィンを、まだ熱の残る天板からそっと持ち上げ、お気に入りの木皿に並べていきます。
窓の外は少しずつ青みが深まり、あちこちの家で部屋の灯りがともり始める時間です。
一日がゆっくりと終わり、
今日という日をがんばった身体は、静かな充足感と、ほんの少しの疲れをまとっているかもしれません。
カレンデュラの乾いた花びらを細かく砕いて練り込んだ生地は、焼き上がるとどこか夕暮れの雲の色に似ています。
指先に触れる表面の感触は、使い込まれたリネンのように優しく、それでいて確かな質感を伝えてきます。
マフィンを半分に割ると、閉じ込められていた甘い香りが、ふわりとやさしく癒やしてくれます。
温かい飲み物を用意して、椅子にゆったりと腰を下ろします。
一口ごとに、お昼間に張っていた心が、ほどけた糸のように少しずつ自由になっていく。
『いい一日だったな』
そんな気持ちも穏やかにあらわれて、
今日という日を、丁寧に閉じるような心地よさ。
そんな夕方の時間に、この小さな焼き菓子はごく自然に溶け込んでいきます。
紅茶の最後の一口を飲み干したとき、ふぅ、という穏やかなため息が、明日のあなたを優しく支えてくれるはずです。
こんなふうに、あなたの普段の日常に、穏やかなハーブの香りを迎え入れてみませんか?
日本ハーブスイーツ協会の『ハーブスイーツマイスター講座』にて、その入口を静かにご用意しています。
このハーブスイーツの『贈り物としてのハーブスイーツ』についての過去記事はこちら。
https://www.herbsweets-japan.com/blog/174042/
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■まず最初に、全体像を静かに辿りたい方はこちら▼
[https://www.herbsweets-japan.com/blog/173534/]