朝昼晩のハーブ『カモミールとハチミツの焼きドーナツ』

2026年06月02日 13:00
カテゴリ: 朝昼晩のハーブ
日本ハーブスイーツ協会のカモミールとハチミツの焼きドーナツ

カモミールとハチミツの焼きドーナツが、まだ熱を帯びたまま、木肌の柔らかなトレイに並んでいます。
窓の外では、お日さまが少しずつその角度を変え、部屋の隅にある古い椅子の脚をなぞるように動いています。
朝の空気は澄んでいて、
寝具から抜け出したばかりの体には、まだ夜の眠気が残っています。
台所から漂うのは、オーブンがひと仕事を終えたあとの、乾いた粉の匂いと甘い蜜の気配。
細かく砕かれたジャーマンカモミールの花びらが、生地の中にきれいに散らばっています。
指先でドーナツのふっくらとした輪に触れると、じんわりとした温もりが伝わってきます。

それは、ゆっくりと目覚めていく朝の私に、そっと寄り添うような温度です。

小さな欠片を口に運ぶと、奥の方でハチミツがほどけ、草原の乾いた風のような香りが鼻を抜けていきます。
噛みしめるたびに、意識の端っこが少しずつくっきりして、景色に色が乗っていくのを感じます。

お湯を沸かす沸騰の音が、しんと静まり返っていた部屋に、しゅんしゅん響いています。
白い陶器のカップに注がれたハーブティーの湯気が、朝の光を透かして、ゆらゆらと揺れています。


ハーブスイーツを味わいながら、朝の扉を開けて外へ踏み出す前に、こうして自分を整えます。

皿の上に残ったドーナツの小さなかけらを指で拾い上げ、最後の一口をゆっくりと味わいます。

カモミールの黄色い花が、瓶の中から、私に『いってらっしゃい』と話かけてくれているようです。


こんなふうに、あなたの普段の日常に、穏やかなハーブの香りを迎え入れてみませんか?
日本ハーブスイーツ協会の『ハーブスイーツマイスター講座』にて、その入口を静かにご用意しています。
このハーブスイーツの『贈り物としてのハーブスイーツ』についての過去記事はこちら。

https://www.herbsweets-japan.com/blog/174041/


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■まず最初に、全体像を静かに辿りたい方はこちら▼

[https://www.herbsweets-japan.com/blog/173534/]

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