〜まえがき〜
朝、昼、晩。
一日の中には、はっきりと区切られるわけではない、けれど確かに移ろっていく時間の流れがあります。
光の角度が少し変わること。
空気の温度がわずかに揺らぐこと。
人の気配が、外へ向いたり、内へ戻ったりすること。
私たちはその中で、特別なことをしなくても、自然と過ごし方を変えながら一日を重ねています。
ハーブスイーツもまた、そうした流れの中にそっと置かれる存在なのかもしれません。
朝のまだ整いきらない時間に。
昼の流れの途中にある、ほんのひと呼吸の間に。
そして晩の、静かに閉じていく空気の中に。
それぞれの時間にふさわしい在り方があり、同じひとつの焼き菓子であっても、その受け取られ方は少しずつ変わっていきます。
ここでは、「朝」「昼」「晩」という三つの時間の中に、ハーブスイーツをそっと置いてみます。
何かを説明するためではなく、日々の営みの中に、自然に馴染んでいく様子を静かに辿るために。
ハーブスイーツは、特別な場面のためだけのものではありません。
むしろ、何気ない一日の流れの中にこそ、その穏やかな輪郭が現れてくるもののように感じています。
こうして時間とともに眺めていくことで、ハーブスイーツというものが、少しずつ“生活の中にある文化”として形を帯びていく。
その入口として、この巡目をお楽しみいただけたら嬉しいです。
日本ハーブスイーツ協会
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■まず最初に、全体像を静かに辿りたい方はこちら▼
https://www.herbsweets-japan.com/blog/173534/