『自分に合った学び方はどう見つける?やさしいヒントをお話しします』

2026年09月04日 13:52
日本ハーブスイーツ協会

何かを学びたいと思ったとき、

「独学がいいのかな」
「講座に通ったほうがいいのかな」
「本を読むだけでも十分かな」

と迷うことがあります。

ハーブスイーツも同じです。

まずは気軽に作ってみたい方もいれば、香りの組み合わせをもっと深く知りたい方もいます。

趣味として楽しみたい方もいれば、資格取得を目指したい方もいます。

人によって、学びたい理由も、使える時間も、得意な進め方も違います。

だからこそ、

「どの学び方が一番よいか」

ではなく、

「今の自分には、どの学び方が合っているか」

を考えることが大切です。

今回は、ハーブスイーツを学ぶときに、自分に合った方法を見つけるためのヒントをやさしくお話しします。

〜まずは「なぜ学びたいのか」を考えてみる〜

学び方を選ぶ前に、少しだけ考えてみたいことがあります。

それは、

「私は、なぜハーブスイーツを学びたいのだろう?」

ということです。

家で楽しめるお菓子を増やしたい。

ハーブが好きだから、もっと使い方を知りたい。

家族に作ってあげたい。

自分で香りの組み合わせを考えられるようになりたい。

資格を取得したい。

仕事につなげたい。

理由は、人それぞれです。

そして、どれが正しいということもありません。

目的が違えば、必要な学び方も変わります。

まずは自分がどこへ向かいたいのかを、ぼんやりでもよいので考えてみます。

〜気軽に楽しみたいなら、独学からでも十分です〜

「まずは趣味として楽しみたい」

という方なら、独学から始めてもよいでしょう。

本を一冊読んでみる。

気になるハーブを買ってみる。

いつものクッキーに少し加えてみる。

インターネットで基本を調べてみる。

そんなところからでも学びは始まります。

独学のよさは、自分のペースで進められることです。

忙しい週は何もしなくてもいい。

時間のある休日に一度だけ焼いてみる。

興味のあることだけ少しずつ調べる。

暮らしに合わせて自由に進められます。

「まずはやってみたい」

という段階なら、この気軽さは大きな魅力です。

〜順番がほしい人には、体系的な学びが向いています〜

一方で、

「何から覚えればいいのか分からない」

という方もいます。

ハーブについて調べる。

お菓子について調べる。

香りの組み合わせを調べる。

情報はいくらでも見つかります。

けれど、たくさんの情報があるほど、

「結局、どこから始めればいいの?」

となることもあります。

そんな方は、内容が順番に整理された学び方が向いているかもしれません。

最初に基本。

その次に応用。

そして少しずつ深めていく。

道筋が見えていると、迷わず進みやすくなります。

学ぶ内容そのものだけではなく、

「次に何をすればよいかが分かる」

ことも、体系的に学ぶ大きな良さです。

〜自分で調べることが好きかどうか〜

学び方には、その人の性格も関係します。

分からないことが出てきたら、

「ちょっと調べてみよう」

と思う人。

本を何冊か読み比べるのが楽しい人。

自分で試して違いを確かめるのが好きな人。

こうした方は、独学との相性がよいことがあります。

反対に、

「情報が多いと迷ってしまう」

「ある程度整理されたものから知りたい」

「分からないことをすぐ確認したい」

という方には、教えてもらえる環境のほうが楽に進められることがあります。

どちらが優れているわけでもありません。

自分が疲れにくい方法を選ぶことが大切です。

〜学べる時間も考えてみる〜

学びたい気持ちがあっても、暮らしの中で使える時間は人それぞれです。

仕事。

家事。

育児。

介護。

ほかの趣味。

いろいろなことがあります。

毎週決まった時間を取れる人もいれば、月に一度しか作れない人もいます。

だから、

「理想的な学習ペース」

に自分を合わせる必要はありません。

自分が続けられる時間の使い方を考えます。

週末に少しずつ進める。

一か月に一種類のハーブを知る。

季節ごとにお菓子を作る。

それでも十分です。

学びは、速さより続けられることのほうが大切です。

〜「作りながら覚える」ほうが向いている人もいます〜

本を読むだけでは、なかなか頭に入らない。

でも実際に作ると分かる。

そんな人もいます。

ハーブスイーツは、とくに実際に触れることで分かることが多いものです。

袋を開けたときの香り。

細かくしたときの香り。

生地へ混ぜたとき。

オーブンから出したとき。

食べたとき。

同じハーブでも、その場面ごとに印象が変わります。

知識を先にたくさん覚えるより、

まず作る。

そのあと疑問を調べる。

この順番が合う方もいます。

自分がどんなときに理解しやすいのかを知ることも、学び方を選ぶヒントになります。

〜反対に、先に知ってから作りたい人もいます〜

実際に作る前に、

「まず理由を知りたい」

という方もいます。

なぜこのハーブを使うのか。

なぜこの素材と合わせるのか。

なぜこのくらいの量なのか。

ある程度理解してから作ったほうが安心できる。

そういう学び方もあります。

先に知識を整理しておくと、作業中に起きていることを理解しやすくなります。

作ってから知る。

知ってから作る。

どちらでも構いません。

自分が気持ちよく続けられる順番を選びましょう。

〜質問できる場所が必要かどうかも大切です〜

独学をしていると、

「これは合っているのかな」

と不安になることがあります。

ハーブの量。

生地の状態。

香りの出方。

組み合わせ。

調べても答えがひとつではないこともあります。

そんなとき、

「自分で考えながら試すのが楽しい」

と思えるなら、独学でも進めやすいでしょう。

一方で、

「誰かに確認できると安心する」

という方もいます。

疑問を聞ける場所がある。

迷ったときに相談できる。

それだけで学びやすさは大きく変わります。

自分にとって、質問できる環境がどのくらい大切なのかを考えてみるのもよいでしょう。

〜学ぶ目的は途中で変わっても大丈夫です〜

最初は、

「家でクッキーを焼ければいい」

と思っていた。

けれど続けるうちに、

「もっとハーブのことを知りたい」

と思うようになった。

さらに、

「自分でレシピを組み立てたい」

と思うかもしれません。

反対に、最初は資格取得を考えていたけれど、

「やっぱり趣味としてゆっくり楽しみたい」

と変わることもあります。

それで大丈夫です。

学び始めたときに決めた目的を、ずっと守り続ける必要はありません。

興味や暮らしが変われば、学び方も変えてよいのです。

〜一度選んだ方法にこだわらなくてもいい〜

独学で始めたから、ずっと独学。

講座を受けたから、ずっと誰かに教わる。

そんな決まりはありません。

最初は本で学ぶ。

分からなくなったところだけ講座で整理する。

そのあと、また自分で作り続ける。

そんな学び方もできます。

反対に、最初に基本を教わり、そのあと長く自分で楽しむこともできます。

学び方はひとつに固定するものではありません。

そのときの自分に必要な方法を選べばよいのです。

自分に合っているかは「続けたくなるか」で考える

学び方を選ぶとき、

「効率がよいか」

「一番早く上達できるか」

を考えることもあります。

もちろん、それも大切です。

けれど、もうひとつ大切にしたいのが、

「また続けたいと思えるか」

です。

本を読んで、

「次も読みたい」

と思う。

お菓子を焼いて、

「また作ってみたい」

と思う。

講座を受けて、

「次の内容も知りたい」

と思う。

そんな気持ちが自然に続く方法は、自分に合っている可能性があります。

学びは、長く続けるほど少しずつ深まっていきます。

だからこそ、苦しくないことも大切です。

比べるなら、他人ではなく昨日の自分と

周りを見ると、

たくさん知っている人。

きれいなお菓子を作る人。

資格を持っている人。

長く続けている人。

いろいろな人がいます。

すると、

「私は遅いのかな」

と思うことがあるかもしれません。

でも、学ぶ速度は人によって違います。

比べるなら、

以前は知らなかったハーブをひとつ知った。

前より香りの加減が分かるようになった。

失敗した理由を少し考えられるようになった。

そんな自分の変化を見るほうが、学びを続けやすくなります。

「楽しい」と「もっと知りたい」の間に学びがあります

学ぶことを難しく考えすぎる必要はありません。

最初は、

「この香り、好きだな」

からでもいい。

そこから、

「何というハーブなんだろう」

「どんなお菓子に合うんだろう」

「どうしてこの組み合わせはおいしいんだろう」

と興味が広がっていきます。

楽しむことと、学ぶことは別々ではありません。

楽しんでいるうちに、もっと知りたくなる。

知ることで、また作るのが楽しくなる。

その繰り返しの中に学びがあります。

〜自分に合った学び方は、少しずつ見つかります〜

最初から、

「私にはこの方法が絶対に合う」

と分からなくても大丈夫です。

本を読んでみる。

一度作ってみる。

少し調べてみる。

講座について見てみる。

その中で、

「これは楽しい」

「これは少し疲れる」

「この進め方なら続けられそう」

という感覚が出てきます。

それを手がかりにすればよいのです。

自分に合った学び方は、頭の中だけで決めるものではなく、実際に学びながら少しずつ見つけていくものでもあります。

〜大切なのは、自分が心地よく続けられること〜

ハーブスイーツの学び方には、いろいろな形があります。

独学。

本。

実践。

講座。

資格取得。

趣味としてゆっくり楽しむこと。

どれかひとつが正解なのではありません。

まずは、自分が何を知りたいのか。

どのくらいのペースなら続けられるのか。

自分で調べるのが好きなのか。

順番に教わるほうが安心なのか。

そんなことを少しずつ考えてみてください。

そして、その時々で自分に合う方法を選ぶ。

もし途中で変えたくなったら、変えてもよいのです。

学ぶことは、本来もっと自由なものです。

ひとつのハーブを知る。

ひとつのお菓子を焼く。

「次はこれを知りたいな」

と思う。

そんな小さな好奇心を大切にしながら、自分にとって心地よい学び方を、ゆっくり見つけてみてください。


日本ハーブスイーツ協会
白水

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