時計の針が午後3時を過ぎた頃、不思議と甘いものが食べたくなることはありませんか。
お昼ご飯はしっかり食べたはずなのに、なぜかクッキーや焼き菓子、お茶請けが恋しくなる。そんな経験をされた方も多いのではないでしょうか。
「意志が弱いからかな」「食べ過ぎてしまうから我慢しなくては」と思ってしまうこともあるかもしれません。
けれど実は、午後3時頃に甘いものを欲しくなるのは、決して珍しいことではありません。私たちの体や心の働きを知ると、その理由が少し見えてきます。
〜午後は少し疲れが出やすい時間です〜
午前中は仕事や家事、買い物などで自然と体を動かしている方も多いでしょう。
そうして過ごしているうちに、午後になると少しずつ疲れがたまり、集中力も落ちやすくなります。
そんな時、人は「ほっと一息つきたい」という気持ちを抱きやすくなります。
甘いものが欲しくなるのは、単純に空腹だけが理由ではありません。
「少し休みたい」
「気分を切り替えたい」
そんな心からの小さなサインであることも少なくないのです。
〜甘いものは「休憩の合図」にもなっています〜
私たちは子どもの頃から、おやつの時間を楽しんできました。
学校から帰れば、お菓子と飲み物。
休日には家族でケーキを囲む時間。
そうした経験は、知らず知らずのうちに「甘いもの=安心できる時間」という記憶になっています。
だから午後になると、体だけではなく心も「少し休憩しませんか」と教えてくれているのかもしれません。
〜大切なのは「何を食べるか」だけではありません〜
甘いものが欲しくなった時、「食べる」「食べない」だけで考えると苦しくなってしまいます。
それよりも、
「どんな時間を過ごしたいだろう。」
と考えてみると、少し景色が変わります。
お気に入りのカップを選ぶ。
お湯をゆっくり注ぐ。
湯気を眺めながら深呼吸をする。
そんな数分間だけでも、気持ちは少し落ち着いていきます。
忙しい毎日だからこそ、この小さな区切りが、思っている以上に大切なのかもしれません。
〜香りには、暮らしを豊かにする力があります〜
飲み物や焼き菓子を楽しむ時、味だけでなく香りも大切な存在です。
カモミールのやさしい香り。
レモングラスのみずみずしい香り。
ローズの華やかな香り。
香りをゆっくり感じながら過ごす時間は、慌ただしかった気持ちを自然と切り替えてくれることがあります。
だからこそ、おやつの時間は「甘さを楽しむ時間」であると同時に、「香りを楽しむ時間」でもあるのでしょう。
〜おやつは、心を責める時間ではなく、いたわる時間〜
健康を考えることは、とても大切です。
だからといって、甘いものを敵のように考える必要はありません。
量を楽しむのではなく、一つひとつを味わう。
急いで食べるのではなく、ゆっくり味わう。
そんな時間の過ごし方は、毎日の暮らしを少し豊かにしてくれます。
午後3時のおやつは、「頑張った自分を少しいたわる時間」と考えてみても良いのではないでしょうか。
〜ハーブスイーツという楽しみ方もあります〜
私たちが焼いているハーブスイーツも、「たくさん食べるためのお菓子」ではありません。
ハーブのやさしい香りを感じながら、お茶をゆっくり淹れ、小さな焼き菓子を味わう。
そんな穏やかな時間そのものを楽しんでいただけたらという思いで、一つひとつお作りしています。
午後3時に甘いものが欲しくなるのは、ご自身を責める理由ではありません。
「少し休みませんか。」
そんな体と心からの優しいメッセージなのかもしれませんね。
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