夏のフレッシュハーブは、
香りがとても元気です。
ミントやレモンバーベナの葉に触れると、
ふわっと爽やかな香りが広がって、
それだけで少し気持ちが軽くなることがありますよね。
でも一方で、
「焼いたら香りが消えてしまった気がする」
という経験をされる方もおられます。
フレッシュハーブは、
みずみずしく軽やかな香りが魅力なぶん、
熱で香りが飛びやすいこともあるんです。
だからこそ、
“少しだけコツを知っておく”と、
ぐっと楽しみやすくなります。
まず大切なのは、
摘みたてをできるだけ早く使うこと。
時間が経つと、
どうしても香りは少しずつ弱くなっていきます。
夏のハーブは特に香りが良いので、
摘んだその日に使うだけでも、
仕上がりの印象が変わるんですよね。
そして、
葉はなるべく細かく刻むのがおすすめです。
細かくすることで、
生地へ香りがなじみやすくなります。
ただし、
刻みすぎると水分が出やすいこともあるので、
やさしく扱うくらいがちょうどいい気がします。
また、
フレッシュハーブは
“入れすぎない”ことも大切だったりします。
たくさん入れれば香る、
というわけでもないんですよね。
むしろ、
ほんの少し添えるくらいの方が、
焼き菓子全体が軽やかにまとまることもあります。
ミントやレモンバームなどは、
比較的使いやすく、
夏のお菓子にもよく合います。
焼いている間に台所へ香りが広がると、
それだけでなんだか幸せな気持ちになるんですよね。
お菓子作りって、
完璧を目指しすぎなくてもいいのかもしれません。
今日は少し香りが弱かったなぁ。
今日はよく香ったなぁ。
そんな違いも含めて、
季節の楽しみなのだと思います。
家のおやつですから、
少し不揃いでも大丈夫。
焼きたての香りを楽しみながら、
冷たいアイスティーと一緒に味わう。
そんな静かな夏のおやつ時間に、
フレッシュハーブはとてもよく似合う気がしています。
日本ハーブスイーツ協会
白水
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