『ワイルドストロベリーとカスタードのマフィン』は、野に咲く小さないちごの、ほんのり熱を帯びたような赤色が主役の焼き菓子です。
その色は、真っ赤というよりは少しだけ夕暮れに近いような、どこか懐かしい深みを持っています。
バスケットの中で重なり合うマフィンのきつね色と、ひょっこり顔を出した果実の濃い紅。
それは、木漏れ日が地面に描く斑模様のなかで、静かに呼吸をしている色なのかもしれません。
窓辺のやわらかな光が当たると、焼き込まれたいちごの周りがじゅわっと染まって、まるで温かな記憶が滲み出しているようにも見えます。
この色を眺めていると、不思議と心のささくれが丸くなっていくような、穏やかな余白が生まれるのを感じます。
派手さはないけれど、そこにあるだけで安心するような、素朴な佇まい。
忙しく過ぎていく時間のなかで、ふと立ち止まって深呼吸をしたくなる、そんな優しい強さを持った色。
お気に入りの温かい飲み物を淹れて、湯気の向こう側にこの色があるだけで、いつもの景色が少しだけ特別で、満ち足りたものに変わるような気がします。
日常のふとした瞬間に、この小さくて深い赤色がそっと寄り添ってくれる。
それだけで、今日という日が少しだけ穏やかに閉じられる、そんな気がするのかもしれません。
あなたの普段の日常に、穏やかなハーブの香りを。
日本ハーブスイーツ協会の『ハーブスイーツマイスター講座』にて、その入口を静かにご用意しています。
このワイルドストロベリーとカスタードのマフィンの『受講生の時間の中のハーブスイーツ』についての過去記事はこちら。
https://www.herbsweets-japan.com/blog/174440/
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■まず最初に、全体像を静かに辿りたい方はこちら▼
[https://www.herbsweets-japan.com/blog/173534/]