レモンバームがお菓子になる驚き。カカオマスと出会った、香り豊かなハーブスコーン

2026年11月01日 17:39
ハーブスイーツのレビュー

〜庭のハーブが、ひとつのお菓子になるまで〜

庭先や家庭菜園で、レモンバームを育てている方もいらっしゃるでしょう。

明るい緑色の葉を茂らせ、そっと触れるとレモンを思わせる爽やかな香りが広がるハーブです。

ハーブティーとして親しまれることも多いレモンバームですが、その香りは焼き菓子にも生かすことができます。

今回ご紹介するのは、「フレッシュレモンバームとカカオマスのスコーン」です。

フレッシュレモンバームの清々しい香りと、カカオマスのほろ苦い風味。

一見すると意外な組み合わせかもしれません。

けれど、爽やかなハーブと深いコクを持つカカオは、それぞれの個性を引き立て合う、魅力的な組み合わせなのです。

〜実際に召し上がったお客様のご感想〜

このスコーンを召し上がったお客様から、こんな嬉しいご感想をいただきました。

«レモンバームは確か実家に生えていた気がしますが、こんなふうにお菓子になるんですね。ちょっと印象が変わりました。爽やかな香りで美味しいです。カカオマス?もいいアクセントですね。»

とても興味深いお言葉です。

特に印象に残ったのは、「実家に生えていた気がします」という部分でした。

レモンバームは、決して遠い存在の植物ではありません。

庭に植えられていたり、家庭で育てられていたり。

身近なところで目にすることもあるハーブです。

けれど、その植物がお菓子になるとは、思っていなかったのかもしれません。

「ちょっと印象が変わりました。」

このひと言には、ハーブスイーツの持つ可能性が表れているように感じます。

〜フレッシュレモンバームの魅力〜

レモンバームは、シソ科の多年草です。

葉にはレモンを思わせる爽やかな芳香があり、古くからハーブティーや料理などに利用されてきました。

名前にレモンとありますが、柑橘の果実ではありません。

植物の葉そのものが、レモンに似た香りを持っているのです。

今回のスコーンには、フレッシュレモンバームを使用しています。

生の葉ならではのみずみずしい香りを生地に練り込み、焼き菓子の風味として楽しめるように仕上げました。

レモンバームの香りは、力強く主張するというよりも、ふんわりと優しく広がる印象があります。

その繊細な個性を、お菓子の中でどのように生かすのか。

そこに、ハーブを使ったお菓子作りの面白さがあります。

〜カカオマスが添える、ほろ苦いアクセント〜

今回のスコーンには、もうひとつ特徴的な素材が使われています。

それが、カカオマスです。

カカオマスは、カカオ豆を加工して作られる、チョコレートの基本となる原料のひとつ。

カカオ特有の深い風味と、ほろ苦さを持っています。

砂糖を加えた甘いチョコレートとは異なり、カカオそのものの個性を感じられる素材です。

そんなカカオマスを、爽やかなレモンバームと組み合わせました。

レモンを思わせる清々しい香りに、カカオの深いコクとほろ苦さが重なります。

お客様が「いいアクセントですね」と感じてくださったのも、この風味の対比によるものかもしれません。

爽やかさだけでもなく、ほろ苦さだけでもない。

異なる素材が出会うことで、ひとつの新しい味わいが生まれます。

〜素朴なスコーンだからこそ、香りが引き立つ〜

スコーンは、小麦粉やバターの風味を楽しむ素朴な焼き菓子です。

外側はさっくりと香ばしく、中はほろりとした食感。

その飾り気のない生地は、ハーブの香りを生かす土台にもなります。

フレッシュレモンバームの清々しさ。

カカオマスのほろ苦いコク。

そして、焼き上がった生地の香ばしさ。

それぞれの風味が重なり、食べ進めるうちに異なる表情を見せてくれます。

甘いだけではない、香りとほろ苦さを楽しむスコーン。

紅茶やコーヒーとともに、ゆっくり味わいたくなる焼き菓子です。

〜身近な植物を、違う角度から見つめる〜

今回のお客様のご感想には、ハーブスイーツの大切な魅力が表れていました。

それは、身近な植物への見方が変わることです。

庭に生えていたレモンバーム。

以前から知っていた植物。

けれど、お菓子として味わうことで、今までとは違う魅力に気づくことがあります。

ハーブは、特別な場所にある珍しい植物ばかりではありません。

私たちの暮らしのすぐそばにも、香り豊かな植物がたくさんあります。

その葉を摘み、香りを確かめ、どんなお菓子に合うのか考える。

そうした時間も、ハーブスイーツ作りの楽しさのひとつです。

〜いつもの植物に、新しい楽しみを〜

「こんなふうにお菓子になるんですね。」

今回のお客様のお言葉は、私たちがハーブスイーツを通じてお伝えしたいことにも重なります。

知っている植物にも、まだ知らない楽しみ方がある。

その香りを生かすことで、いつもの焼き菓子に新しいおいしさが生まれる。

フレッシュレモンバームとカカオマスのスコーンは、そんな発見を届けてくれたお菓子でした。

身近な植物の魅力を、少し違った角度から楽しんでいただけたことを、とても嬉しく思います。

大切なご感想をお寄せくださったお客様に、心より感謝いたします。

日本ハーブスイーツ協会では、これからも植物の香りとお菓子のおいしさが出会う楽しさを、丁寧にお伝えしてまいります。


日本ハーブスイーツ協会
白水

一一一一一一一一一一一
 あなたの普段の日常に、穏やかなハーブの香りと学びを。
ご自宅で気軽に楽しむ初級講座から、資格取得を目指す講座まで。講座の内容や、それぞれの学び方は、『ハーブスイーツマイスター講座のご案内』にてご覧いただけます。
 ▼
https://www.herbsweets-japan.com/


ハーブスイーツをお召し上がりになられた方々のご感想を、全種類掲載しています
▼
https://www.herbsweets-japan.com/p/13/


ブログには書かない、ハーブスイーツの少し内側のお話を、7日間にわたってお届けしています。
▼
https://m1-v3.mgzn.jp/sys/doubleOptReg.php?cid=G6032222



記事一覧を見る