『レモンタイム』とぶどうのカトルカールについて。

2026年02月22日 05:42
日本ハーブスイーツ協会の、レモンタイムとぶどうのカトルカールの画像

庭からの贈り物:『レモンタイムとぶどうのカトルカール』

オーブンから漂ってくるのは、焼き菓子の香ばしい甘さと、それを追いかけるような清涼感あふれるシトラスの香り。

今回の主役は、庭で摘んだばかりの新鮮な「レモンタイム」を主役にした、瑞々しいカトルカールです。

爽やかに香る「レモンタイム」の魔法
レモンタイムは、その名の通りタイムの清々しい芳香の中に、レモンのような鮮烈な柑橘の香りを秘めたハーブです。

一般的なコモンタイムよりも香りがマイルドでフルーティーなため、お料理はもちろん、焼き菓子との相性が抜群に良いのが特徴です。

この摘みたての葉を細かく刻み、バター、砂糖、卵、小麦粉を同量ずつ贅沢に使った「カトルカール(フランス語で『4分の4』を意味するパウンドケーキ)」の生地にたっぷりと練り込みました。

バターの濃厚なコクの中に、レモンタイムの繊細な香りが溶け込み、重厚なケーキに驚くほどの軽やかさと奥行きを与えてくれます。

ぶどうの果汁が弾ける、贅沢な食感
黄金色に焼き上がった生地の表面には、丁寧に皮をむいた大粒のぶどうが「ゴロゴロ」と贅沢にトッピングされています。

焼き上げることでぶどうの糖分がギュッと凝縮され、一口頬張れば、果実のジューシーなジュースが口いっぱいに広がります。

生地の質感: しっとりと密度の高い生地が、口の中でハーブの香りと共に解けていきます。

果実の対比: じゅわっと弾けるぶどうの甘みと、レモンタイムの爽やかな後味が、完璧なコントラストを描きます。

視覚の楽しみ: 焼成によって少し色づいたぶどうの赤紫や翡翠色が、ハーブの緑と相まって、まるで初秋の庭を切り取ったかのような美しさです。

至福のティータイムを
ハーブを「添え物」ではなく、生地に練り込むことで一体感を生み出したこのスイーツは、まさに「大人のための贅沢」。

甘すぎず、それでいて満足感の高い一皿は、冷たいアイスティーや、軽めの白ワインとも素晴らしい相性を見せてくれるでしょう。

自然の恵みをそのまま閉じ込めたような、心まで洗われるハーブスイーツ。

一口ごとに、庭の爽やかな風が吹き抜けるような体験をお楽しみください。

詳しいレシピなどは、日本ハーブスイーツ協会の『ハーブスイーツマイスター講座』のホームページにてご紹介しています。

このハーブスイーツの《ペアリング》についての過去記事はこちら。
https://www.herbsweets-japan.com/blog/170215/

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